2008-7/28〜31白馬岳登山
30数年程前に北アルプス「槍ヶ岳」にテントを担いで登った時の感動が甦り、昨年あたりから山行きを計画してきました。白山は毎年登っているので体力には自信があります。勿論、若い頃とは違い重い荷物での登山は無理があるので10s以下にして山小屋を利用しながらのマイペースでの登山です。今回は白馬岳への3泊4日です。
割と収容能力の有る駐車場。
猿倉駐車場
慣れない人はアイゼンが必要。
白馬大雪渓
右斜面と左斜面は対照的な様相です。
山頂と白馬山荘
強風で立っているのがやっとでした。
強風の山頂
28日、家を午後から出発、猿倉駐車場が満車の場合は八方駐車場での車中泊で出かけました。猿倉では駐車スペースも有り9時頃遅い夕食を食べ就寝。割とぐっすり眠れました。7/29日昨晩は暗い道を走ってきたので付近の風景は見ることができませんでした。早朝、起きてみると大雪渓からの水の音とともにかなりの水量が流れる川が目前に見え、白山の別当に似たような雰囲気でした。いよいよ登山開始、勇んで登山届を提出してブナ林を登り始めてすぐ雨が降ってきました。ザックにカバーを掛けようとザックの中を捜すが見当たりません。車の中なのか?車まで戻ることにしました。車の中に忘れてありました。30分位のロスでしたが気を取り直して雨の中再出発、猿倉7時登山開始、林道の終点付近で雨も上がり気分爽快、白馬尻小屋8時、雪渓入口8時25分、雪渓出口9時45分、ここまでは順調、ここから1時間ぐらいで山頂に着くだろう? これが誤算でなんと地図を広げて見てびっくり3時間を要する道のり、急な登りが続き行けども行けども山頂が見えてきません。一人で歩くとペースが上がり、休憩も取らずに一気に村営宿舎まで登った時は、安堵と疲れでバテバテ12時30分でした。コーヒーを湧かすのも面倒くさくドッカリ座り込み家に電話したりしながらの大休憩を取りました。そこから白馬山荘まで重い足を引きずりながら13時10分に到着、こんなに早く着かなくてもゆっくり登れば楽なのにと自分に言い聞かせながらも、セッカチな自分を笑いながら、山荘の自炊場でビールを呑みながらの至福の昼食を取りました。午後3時頃から山頂へ散歩に向かいました。かなりの強風でしたがブロッケン現象を見ることが出来ました。夕日に染まる立山、剱、そして我が郷土の白山も素晴らしかったです。
行いが良いと現れる現象で〜す。
ブロッケン現象
晴れ男の証で〜す。
御来光
白馬岳・杓子岳のコンビネーションが最高で〜す。
杓子岳〜白馬
高山植物の女王、何とも可愛いです。
コマクサ
夜は部屋の人達と話をしましたが私が1番若くてビックリでした。山ではヒョツコです。それにしても、ここのレストラン、売店は雲上の楽園でした。ぐっすりと眠り、7/30日午前4時に起床、朝食前の散歩で御来光を拝みました。今日は杓子岳、鑓ヶ岳を縦走し鑓温泉での宿泊なので時間はタップリあります。それでも朝食後何もすることもなく6時15分出発、晴天に恵まれ、ぶらりぶらりと写真を撮りながら杓子岳に8時30分に到着、山々を眺めながらのコーヒータイムは最高〜で〜す。9時30分に鑓ヶ岳でのコーヒータイム、ここからの白馬岳は杓子岳とコンビで良い眺めで〜す。ここから鑓温泉までの分岐点までにコマクサの群生が有ると聞いてきたので探す事にしましたが歩道際あちこちで見かけることが出来ました。後は雷鳥と出会いたく分岐点からのお花畑などを観察しましたがなかなか出会えません。ここで今回初めての家族連れと出会いました。かなり頑張っていたので覚えていました。(後日判明、金沢からの家族で顔見知りでしたが気が付きませんでした。小学生の娘さんが気が付いていたようでした。)12時10分鑓温泉に到着、ギンギンに冷えたビールで昼食を取りながらの山談義に花を咲かせました。そして楽しみにしていた露天風呂、何とも贅沢な温泉 !!コンコンと湧きでてしかも垂れ流しです3回も入りました。テント場には七尾からの高校生もいて賑わっていました。

鑓温泉(最高)
妙高からの日の出です。
露天風呂から
後ろ髪を引かれる思いでの下山で〜す。
鑓温泉下の雪渓
単調なコースではコーヒータイムが最高で〜す。
コーヒータイム
9/31日、4時に起床、早速温泉に入浴しながらの御来光は素晴らしかったです。朝食後5時55分出発。途中でのコーヒータイムもはさみゆっくりと下山、10時に猿倉に到着しました。白馬村で昼食、小谷村道の駅での入浴後帰路につきました。初日の雨以外は天候に恵まれた今回の山行きは、すやすやと眠っていた山好きの私を甦らせてくれました。

2008-10/14/15 涸沢カール登山
白馬岳から帰り、子ども達と白山登山に出かけてきました。この登山も天候に恵まれ素晴らしかったです。子ども達も夜の星座や下界の雲間の稲光、御来光に子ども達は感動の連続でした。その反省会で「燃える涸沢」の話になり、即決定 !! 来シーズンの穂高行きの計画もあり、のりのり気分で、涸沢ヒュツテのHPを覗くと連休明けは紅葉も終わりとの予報、ところが10日頃が最盛期で連休明けでも見頃 かも?(私の予想)しかし山行きの前日の天気は松本地方「14日曇/雨・15日雨/曇」で雨覚悟の山行きに不安を抱きながらの上高地出発午前7時、今にも降り出しそうな曇天の下11時過ぎに横尾に到着、ここで雨が降り出し雨具に着替え、雨の行軍になりました。12時に本谷橋で雨の中での昼食、ここからゆっくり歩いて午後2時30分に涸沢に到着。3時30分頃から雨も上がり、穂高連峰の山並みは銀世界、これを3段紅葉と表現するようです。天気予報も明日は晴れとのことで気分は高揚(紅葉)してきました。
雨覚悟の登山開始
上高地・今にも
降りそう曇天

雨の紅葉
涸沢名物3段紅葉
早朝のカール
涸沢槍
お気に入りの1枚で〜す。
ヒュッテ&北穂
早朝の涸沢カールは「燃える紅葉」にぴったりの風景を見せてくれました。朝日とともに霧がでたり晴れたり、素晴らしい顔を見せてくれました。ついつい何枚も写真を撮りまくりました。それにしても素晴らしいカメラを持った人達が多くいてビックリでした。山小屋は一畳に一人でしたが連休中は一畳に3人とのことでした。想像出来ませんが枕は確かに12人部屋に36個有りました。HPで知った山小屋の「おわん娘」と話をして来ました。
来年アタックの奥穂高岳
奥穂高
霧の中の山々
霧のカールと北穂
時間とともに表情が変わるカール
前穂の影

涸沢カール
三段紅葉
朝の涸沢は時間が経つにつれての表情を見せてくれました。来シーズンの北穂・奥穂行きを夢見ながら、後ろ髪を引かれる思いで午前8時に下山しました。
早く登りたいよ・・・
北穂
チョツト芸術的に・・・
ナナカマド涸沢岳
自慢の1枚で〜す。
岳カンバの色付
人人人のカッパ橋で〜す。
カッパ橋より
穂高連山
上高地着15時00分、今回はベテランと一緒の山行きで安心しての登山が出来ました。